グラスフェッド プロテイン

グラスフェッドホエイプロテインで筋肉づくり!製法の違いや選ぶメリットは?

グラスフェッドプロテイン メリット

筋トレをしている人にとって、プロテインは筋肉を構成する栄養素のひとつです。そのなかでも、グラスフェッドホエイプロテインは自然由来で不要な添加物が含まれていないため、健康志向の方にもおすすめです。

本記事では、グラスフェッドホエイプロテインの特徴や筋トレに取り入れるメリットを解説します。

効果的な摂取タイミングや注意点に留意し、筋トレとあわせて、日々の栄養管理の参考にしてください。

グラスフェッドホエイプロテインとは

グラスフェッドホエイプロテイン とは

 

グラスフェッドホエイプロテインとは、ほぼ牧草のみを餌として育てられた牛乳を原材料としているプロテインのことです。

そもそもグラスフェッドとは自然に生えた牧草を食べ、広大な土地で飼育された牛を指します。具体的には以下のような条件を超えたものをグラスフェッドと言います。

  • ニュージーランドの酪農方式

  • 1年の90%以上が放牧地で育ち

  • 与えられる飼料の85%以上は牧草

通常、ホエイプロテインに使われる牛は穀物飼料を使用し、牛舎のなかで育てられているためグラスフェッドは貴重です。また、ホエイプロテインに使われる牛の中には遺伝子組み換え作物の餌を与えられている恐れもあります。

以下では、さらに詳しくグラスフェッドホエイプロテインについて解説します。

ホエイプロテインとグラスフェッドホエイプロテインの違い

ホエイプロテインとは、牛乳に含まれる動物性たんぱく質から作られたプロテインのことです。

消化吸収が早い点が特徴で、筋トレ後に摂取することで素早く体内に取り込まれ、栄養補給に活用されることがあります。上記はホエイプロテイン、グラスフェッドホエイプロテインどちらにも当てはまります。

グラスフェッドホエイプロテインは、グラスフェッドで育った牛の乳を原料としたホエイプロテインであるため、2つの違いは原料の牛乳の餌と育て方の違いといえます。

オーガニックホエイプロテインとグラスフェッドホエイプロテインの違い

オーガニックホエイプロテインは、有機栽培で育てられた作物を飼料とした牛の乳を使用したホエイプロテインです。有機農法で育てられた原料であることを証明するために、一定の基準を満たした製品は、オーガニック認証を受けています。

具体的には、化学肥料や農薬を避けている点が特徴です。また、必要に応じて自然由来の肥料や農薬を使いますが、土壌や河川といった環境に配慮されている点が特徴です。

しかし、オーガニックで栽培された飼料を食べた牛でも不衛生な環境で育てられている可能性もあるため、病気にならないようにホルモン剤や抗生剤を投与されている場合もあります。

グラスフェッドホエイプロテインは、オーガニック認証を受けていないものの、広大な自然の中できれいな空気や水があり、栄養をたっぷりと含んだ土壌の牧場で牧草を食べて育った牛の乳を使用しています。

牛舎で過ごした牛と比べてストレスが少なく、自然的な環境に配慮されており、健康的とされています。

筋トレにグラスフェッドホエイプロテインを取り入れるメリット5選

筋トレ グラスフェッドホエイプロテイン

 

グラスフェッドホエイプロテインは、筋肉を構成する栄養素のひとつといわれているだけでなく、以下の5つのメリットがあります。

  • ピュアでクリーンなたんぱく質を摂取できる

  • 栄養面をサポート

  • ナチュラル志向の方にも適している

  • 不要な添加物が入っていない

  • 環境の負荷が少ない

ピュアでクリーンなたんぱく質を摂取できる

ニュージーランド産グラスフェッドホエイプロテインは、純粋でとてもクリーンなプロテインパウダーです。成長ホルモン、抗生物質、残留化学物質、遺伝子組み換え作物は含まれていません。

グルテンフリー、大豆フリーで、大腸菌、酵母、カビ、サルモネラ菌などの生物学的不純物がスクリーニングされています。

グラスフェッドホエイプロテインは、ほぼ牧草のみを食べて育った牛の乳を原材料としています。そのため、体に必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれております。

牛舎のなかで育った牛は、移動の制限があり、運動不足やストレスを感じるでしょう。加えて、狭くて不衛生な環境で過ごす牛が病気にならないように、ホルモン剤や抗生物質が使用されていることがあります。

一方、グラスフェッドの牛は、自然に近い環境でストレスなく育ちます。太陽の下で天然の草を食べて育ち、ホルモン剤や抗生物質に配慮されているため、自然由来のたんぱく質が摂取できるのです。

栄養面をサポート

栄養面でもグラスフェッドホエイプロテインは選ばれています。ミルクには一般的にカルシウム、たんぱく質、ビタミンA、リボフラビン(B2)、ビタミンB12などの重要な栄養素が多く含まれています。

それに加えてグラスフェッドホエイプロテインには「β-カロテン」「CLA(共益リノール酸)」「ビタミンD」「ω-3脂肪酸」などの栄養素も豊富に含んでおり、これらの成分は筋肉作りだけでなく、健康を意識する方に人気です。

とくにグラスフェッドが盛んなニュージーランドの牛は、温暖な気候や豊潤な土壌など自然環境に恵まれ、通年の放牧酪農が行われる数少ない国のひとつです。

ナチュラル志向の方にも適している

前述したように、一般的なプロテインに使用される牛は運動不足になりがちで、ストレスがかかりやすい飼育環境です。

きちんと清掃が行き届いている牛舎でも、排せつする場所と体を休める場所は区別されていないでしょう。そのような環境では、抗生物質やホルモン剤の使用もやむを得ないのかもしれません。

グラスフェッドホエイプロテインは、牧草を食べて育った牛から取れるたんぱく質であり、その製造過程で、化学肥料やホルモン剤・抗生物質などに配慮しているのが特徴です。

そのため健康を意識したい方に人気だといえるでしょう。

不要な添加物の使用を抑えている

グラスフェッドの牛乳は、自然に近い環境で育った牛から搾乳するため、一般的な牛乳よりも風味が豊かです。そのため、人工的な甘味料や香料、砂糖で味を調節する必要性が低いといえます。

また、健康な牛から搾乳された牛乳は品質が安定しており、着色料や保存料などの添加物の使用を抑えられる点も魅力です。

混雑して汚れた牛舎で育てられていないため、抗生物質、成長ホルモンの投与はございません。例えば、アメリカ産のトウモロコシ、大豆の90%以上は GMO(遺伝子組み換え作物)で作られています。

しかしながら、ニュージーランド産グラスフェッド牛由来のホエイプロテインは、穀物で育てられた工場畜産ではないため、残留化学物質、遺伝子組み換え作物は含まれていません。

グルテンフリー、大豆フリーで、大腸菌、酵母、カビ、サルモネラ菌などの生物学的不純物がスクリーニングされています。

しかし、グラスフェッドホエイプロテインであってもすべての製品が人工甘味料や保存料を一切使用していないわけではありません。購入時には、商品の成分表を確認しましょう。

環境の負荷が少ない

グラスフェッドによる牛の飼育方法は、持続可能な農業を実現するために重要な手段とされています。放牧された牛が牧草を食べることで、土壌を改善する働きがあるといわれているからです。

牛が牧場のなかを自由に歩きまわることで、草の根が刺激され、牛の排せつ物は栄養分としてまた土に還ります。このような連鎖により、豊かな土壌を維持できるのです。

放牧によって生態系のバランスを保つため、自然に優しく、環境への負荷が少ない方法で生産されているといえます。

グラスフェッドによる牛の飼育方法、いわゆる放牧酪農はアニマルウェルフェアの観点から見ても優れた特性を持っており「牛にも環境にも優しい」というメッセージを伝えることができると思われます。

筋トレにグラスフェッドホエイプロテインを使用する際の注意点

筋トレ グラスフェッドホエイプロテイン 注意点

 

グラスフェッドホエイプロテインは、筋トレに使用するメリットも多くあります。しかし、効果的に活用するためには、4つの注意点を理解しておくことが重要です。

飲むタイミングに気をつける

プロテインを飲むタイミングは、目的によって変わります。適切なタイミングで摂取することで、個人差はありますが筋肉をサポートし、筋トレに影響を与えるでしょう。

例えば、激しいトレーニングをした後は、筋肉の損傷が大きいため、運動後30分以内に飲むと筋肉の材料となるアミノ酸が吸収されるといわれています。

また、睡眠中は成長ホルモンが分泌され、筋肉の合成が促進されます。就寝前に飲むことで、睡眠中の筋肉への栄養補給ができるでしょう。ただし、就寝直前に飲むと消化器官に負担をかけるため、就寝30分から1時間前に摂取するようにしてください。

コストパフォーマンスがやや劣る

グラスフェッドの飼育方法では、一般的な穀物で育てた牛と比べて、放牧に必要な土地や人員、設備など飼育管理のコストがかかります。

また、一般的なプロテインと比べると、生産量に限りがあります。日本でも放牧酪農をしている場所があるものの、その数は全体頭数の約17%です(※2022年時点)。加えて、高品質な原料を使用しているため、製品の輸送や流通コストもかかるといえます。

多く摂取しても作用は変わりにくい

人間は1日に吸収できるたんぱく質量に限界があります。筋肉を増やすために必要なたんぱく質はトレーニング後に摂取するのが人気ですが、その量が多すぎても体はそれ以上吸収できません。

過剰に摂取した分は、余分なカロリーとなり、最終的に体脂肪として蓄積する可能性も考えられます。健康志向とされるグラスフェッドホエイプロテインでも、飲み過ぎるとかえって体に負担がかかることを忘れないようにしましょう。

プロテインと一緒に飲んではいけないものを知っておく

プロテインの飲み合わせによっては、効果が得られなかったり体に負担がかかったりする場合があります。

例えば、アルコールは、筋肉の合成を妨げる可能性が高くなります。アルコールには、筋肉の分解を促進させる成分が含まれているからです。

また、豆乳には大豆イソフラボンが含まれており、過剰に摂取するとホルモンバランスに影響を与える可能性があります。遺伝子組み換え作物を使用している場合が多く、グラスフェッドホエイプロテインを飲んでいるにも関わらず不快に思う可能性があります。

牛乳やジュースで割って飲む方法もありますが、カロリーや脂肪、糖質などが高くなる可能性もあるため、飲み過ぎには注意が必要です。牛乳でおなかがゆるくなりやすい「乳糖不耐症」の方も、避けた方が良いでしょう。

摂取する際は製法にこだわったグラスフェッドホエイプロテインがおすすめ

グラスフェッドホエイプロテイン おすすめ

 

前途したように、グラスフェッドホエイプロテインでも商品によっては添加物などを使用している場合があり、健康的でない商品もあります。

そこでおすすめしたいのが『Choiceサプリ』のグラスフェッドホエイプロテインがおすすめです。Choiceのグラスフェッドホエイプロテインの製法は「WPC製法(ホエイプロテインコンセントレート)」と「WPI製法(ホエイプロテインアイソレート)」の2種類があります。

WPC製法は、プロテインの中でももっとも伝統的な製法です。たんぱく質の含有率は80%以上とされているため、筋肉を作るプロテインとして質が高く、良い脂肪もそのまま含まれるプロテインとして、多くのトレーナーから支持されています。

Choiceサプリではゴールデンホエイやケトプロテイン、シルバーホエイなどがございます。

WPI製法は、乳糖を極限まで除去したプロテイン製法です。

生乳中の乳糖や脂肪分を除去してホエイたんぱくの質をより凝縮したもので、たんぱく含有が90%以上と非常に効率的に摂取でき、低脂肪で高たんぱく質となっております。

特に乳糖不耐症の方が飲みやすい製法となっており、下痢などを改善できる可能性があります。ただし、WPI(ゴールデンアイソレート)であっても乳糖を100%除去できているわけではございません。乳原料のプロテインですので、乳にアレルギーをお持ちの方はお控えいただいております。

また、Choiceサプリのグラスフェッドホエイプロテインは人口着色料や人工香料、人工甘味料を一切使用してない無添加な商品です。さらにBC30乳酸菌を配合しています。

通販で購入可能なため、気になる方はChoiceサプリのこちらのページをご覧ください。

まとめ:グラスフェッドなプロテインをお探しならChoiceサプリのプロテインを!

Choiceサプリのグラスフェッドホエイプロテインは、ニュージーランドのグラスフェッドの牛を使用しており、1年の90%以上を放牧地で過ごしています。加えて、第三者機関(AsureQuality)による認証を受けているのは、ニュージーランドだけです。

また、ニュージーランドの牛の畜産は温室効果ガスの排出量が少なく、サスティナビリティな放牧に取り組んでいます。

そして安全面以外にもメリットがあり、Choiceサプリが選定した牛が口にする92%が牧場の草で、花や虫も一緒に食べることから、より多くの栄養素を摂取でき高栄養価です(厳寒期・干ばつ期は補助飼料を使用)。

味のバリエーションも多く「コーヒー」「プレーン」「ココア」「抹茶」「ストロベリー」「シナモン」「ほうじ茶」「ダブルココア」まで豊富なため、興味がある方はグラスフェッドホエイプロテインをお探しください。

たんぱく質は、体にとって非常に重要な栄養素の一つで、全ての生細胞に含まれ、ほぼ全ての細胞機能に必要不可欠です。

Choiceサプリのニュージーランド産グラスフェッドホエイプロテインシリーズは、毎日のたんぱく質の必要量をサポートし、運動中に負荷がかかる筋肉の構築、維持、修復に貢献します。