プロテインのなかでも、ホエイプロテインは比較的美味しいといわれています。今回は、ホエイプロテインは美味しいから毎日の食事代わりにできるのかについて解説します。
また、プロテインと食事の違いや、ダイエット時や筋トレ時のプロテインの活用方法についてご紹介します。
ホエイプロテインは美味しいから毎日の食事代わりにできるの?
ホエイプロテインなら美味しいからと、毎日の食事代わりにすることを考えてはいないでしょうか。ホエイプロテインの摂取と毎日必要とされる食事とでは、目的が異なるため、ホエイプロテインは食事代わりにはなりません。
食事は、生きるために必要な栄養素を体にとり込むことを目的としています。また、誰かと一緒に美味しい食事を楽しむというのも目的のひとつです。生きるために必要な栄養素とは、主に炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などを指し、これらをバランスよくとらなければいけません。
それに対してホエイプロテインは、タンパク質を手軽に摂取することが主な目的です。ホエイプロテインを食事代わりにすると、生きるために必要な栄養素が圧倒的に不足してしまいます。食事をバランスよくとり、タンパク質の摂取量をプラスするという認識でプロテインを摂取しましょう。
食事とプロテインが異なる点
ここでは、食事とプロテインの異なる点をよく知るため、それぞれのメリット・デメリットを比較します。
食事のメリット
- 一汁三菜を意識すると、自然とバランスよく栄養素をとり入れられる
- 噛むことによる健康効果が期待できる
- 加熱調理により吸収率がよくなる栄養素もある
- ビタミンやミネラルを過剰に摂取しなくて済む
- 満腹感を感じやすい
- 他の誰かと一緒に食事そのものを楽しめる
食事のデメリット
- 毎食、必要な栄養素をバランスよくとり入れるのが手間
- 食事の好みによって栄養バランスが偏ることがある
- 調理することで栄養素が壊れてしまうこともある
プロテインのメリット
- 必要な栄養素をいつでも手軽に摂取できる
- 食事と比べると脂質が少なくカロリーを抑えやすい
- 吸収されやすい
- 保存しやすい
プロテインのデメリット
- 特定の栄養素しか摂取できないため、ほかの栄養素が不足する
- 食事や他のサプリとの組み合わせによっては過剰摂取してしまう
- 満腹感を得にくい
ダイエット時の食事とプロテインはどうやって活用すべき?
ダイエットを成功させるためには、筋肉をつけて体脂肪を落とすことが大切です。そのためには、バランスのよい食事をしつつも、エネルギーを減らさなくてはいけません。そして、運動により脂肪を燃焼させ、筋肉を強化する必要があります。つまり、バランスのよい食事と、タンパク質の摂取が重要ということです。
ダイエット中でも、満腹感を得るためには食事が大切です。高タンパク・低脂質を心がけ、ビタミン・ミネラル・食物繊維を積極的にとり入れる必要があるでしょう。炭水化物を適量にすることで栄養バランスがよくなり、エネルギーも減らせます。
しかし、これはなかなか大変な食事管理なので、上手にとり入れたいのがプロテインです。
ダイエット中には、エネルギー消費を促すビタミンB群や、ダイエット中に不足しがちなカルシウムや鉄分の含まれているプロテインがおすすめです。
筋トレ後の食事とプロテインはどう摂取するのがいいの?
筋トレ後は、30分以内にタンパク質を摂取することが推奨されています。しかし、トレーニング直後に食事をとるのはなかなか難しいので、プロテインを活用すると、手軽にタンパク質を摂取できるでしょう。
筋トレ後すぐにプロテインでタンパク質を摂取しておけば、あとはゆっくり食事をとれば大丈夫です。
食事の際には、炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく食べましょう。
また、調理の工夫次第で様々なメリットがあるのも食事のいいところです。例えば、肉や魚は、油と相性のよい緑黄色野菜と一緒に調理することで、緑黄色野菜に含まれる栄養素も相まって、身体にとって理想的な栄養バランスの食事が実現します。
美味しいホエイプロテインならチョイスニュートリション
ホエイプロテインは美味しいですが、残念ながら食事代わりにはなりません。食事とプロテインの違いについて理解したうえで、上手にダイエットや筋トレに活用するとよいでしょう。
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