スポーツサプリメントは、成長期に活用してよいものなのかと悩む方は多いでしょう。ハードな運動に耐えられるようになるためには、クレアチンの確保が重要だといわれています。
今回は、成長期のスポーツサプリメントとの付き合い方をご紹介。また、エルゴジェニックエイドの概要、クレアチンの摂取方法について解説します。
成長期はスポーツサプリメントを慎重に活用する
パフォーマンスを向上してくれると聞けば、ジュニアアスリートたちもスポーツサプリメントを取り入れたいと思うかもしれません。成長期の子供にサプリを活用する場合は、慎重に考えましょう。
子供たちは、発育・発達に必要なエネルギーや栄養素を、食事や補食から摂取することが重要視されています。とくに運動量の多いジュニアアスリートたちは、スポーツによりかなりのエネルギーを消費しているでしょう。
成長のために必要なエネルギーを運動で消費してしまうと、必要な発育・発達を阻害したり、貧血や疲労骨折を起こしたりすることもあります。そもそも、食べることでエネルギーが補いきれないようなら、運動量が多すぎるのです。
しかし、運動量が多く食べる量にも限界があると、栄養補給のために成長期にスポーツサプリメントを摂取したいという人はいるでしょう。その場合は個人で判断せず、管理栄養士といった専門家に相談しながら、慎重に活用することをおすすめします。
エルゴジェニックエイドってなんだろう?
エルゴジェニックエイドとは、スポーツのパフォーマンス向上を目的に摂取するサプリメントのことです。
国立スポーツ科学センター(JISS)ではサプリメントを次の2つに分類しています。
- ダイエタリーサプリメントおよび、スポーツフード(十分な量を食事から摂取できない場合に補われる栄養素や成分)
- エルゴジェニックエイド(運動能力に影響する可能性のある栄養素や成分)
エルゴジェニックエイドにより、どれくらいパフォーマンスが違ってくるのかは、条件によって異なります。
ハードな運動に耐えられるようになるにはクレアチンの確保が重要
クレアチンは、スポーツにおいてパフォーマンス向上を期待できるエルゴジェニックエイドとして注目されている成分です。
例えば、短距離走やサッカーでのダッシュなど、強度の高い急な運動をおこなうときに働くエネルギーの原料となっています。そのため、ハードな運動に耐えられるようになるにはクレアチンが重要なのです。
クレアチンは、もともと体内でも作られている成分です。肉や魚にも含まれている成分なので、日頃から食事でも摂取しているでしょう。これらに加えてサプリメントでクレアチンを補えば、さらに多くのエネルギーを生み出すことを期待できます。
クレアチンの摂取方法
クレアチンを摂取するには、2つの方法があります。
基本的な摂取方法
クレアチンの基本的な摂取方法は、毎日3~5gを摂取し続けるというものです。1か月継続するとクレアチンレベルはマックスになります。摂取のタイミングとしては、吸収率の高まる食後とトレーニング後がおすすめです。
ローディング・メンテナンス法
試合に備えて、急いでクレアチンレベルをアップさせたい場合には、ローディング・メンテナンス法を取り入れます。
1.ローディング期
1日20~30gのクレアチン摂取を5日間継続してクレアチンレベルをマックスにもっていきます。
2.メンテナンス期
その後は、1日3~4gを毎日継続摂取してクレアチンレベルをキープします。
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今回は、成長期のサプリメントとの付き合い方や、クレアチンの摂取方法について解説しました。運動に耐えうるためには、クレアチンが重要な役割を果たすので意識すると良いでしょう。
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